2011年6月12日日曜日

宝箱

前回「めんどくさい」に関して書きましたがもう少し追求してみたいと思います。
最近の若者はお風呂に入るのがめんどくさいといって週に1回程度しか入らない人もいると聞いた事があります。
おそらく想像いたしますと、外出がめんどくさくなり、家族との会話もめんどくさい、部屋に閉じこもってパソコンやらゲームをして過ごす。
さらには歯磨き、着替えもめんどくさいといった過程でしょうか。
そのうち食べるのもめんどくさいとなっていくのでしょうか?
まさに人間ではなく物体と化しています。
それでは、何の為に産まれてきたのかわかりません。
人間には必ず産まれてきてから何らかのお役目を持ってきています。
それが何なのかを見つかられるのかどうかは生き方次第なのです。
「私には何の取り柄もない」と嘆かないでください。
人間が産まれるのはお父様お母様がいなければあなたは産まれませんよね。
そのお父様お母様が産まれるには、おじいさま、おばあさまがいるからです。
そうやってたどっていくと数千、数万の命の繋がりがあるのです。
そう考えると、あなたのDNAには数万の人の能力が詰まっています。
あなたは宝の宝庫なのです。
その宝箱の中からどれか一つだけ選んでみるのです。
それが得意分野になることもあるでしょう。そうでなければ、また違う物を選べばいいのです。
とても簡単なことです。
ちょっとした気づきなのです。
あなたも、自身の中にある素敵な宝箱を覗いてみてくださいね。


          
(c) .foto project

2011年6月11日土曜日

「疲れた」の意味

カウンセラーの仕事で最近よく耳にするのは、「疲れた」という言葉です。
何に疲れたのでしょうか?生活・仕事・・・・・・。様々な理由があるようです。

殺伐とした世の中ですので、何かと疲れたと感じているのかもしれません。
ただ「疲れた」という一言で片付けるのは良くないことです。
きちんと原因を追及しなくてはいけません。
まずは、肉体的に疲れたと感じるのか精神的に疲れたと感じるのかを選別することが必要です。
肉体的原因があるのでしたら、ゆっくり休むことも必要ですし、病院にいって検査してもらうことも必要です。
精神的な場合には、もっと突き詰めて考えていかなくてはいけません。
仕事で周囲に気を遣っているのが疲れたとか家族の意見のくい違いに疲れたなど様々あるかと思います。
その原因がはっきりすればそれを対処する方法を検討していけば良いのです。
仕事などで疲れてしまい行き詰まってしまった場合には転職するという手段もあります。
ただしここできちんと区別しなくてはいけないのは、「めんどくさい」という事です。
あながち、「疲れた」と「めんどくさい」をいっしょだと思っている感じがすることも多々あります。
仕事がなんとなく自分にあっていないし、日々前向きに仕事をこなすことができない。
だんだんめんどくさくなってきた。仕事に行くのが嫌だ。といったことをただ「疲れた」と表現している人が多くいらっしゃいます。
それは、疲れたのではなく意欲がなくなったということです。
人間は意欲がなくなるということが一番怖いことだと思っています。
すべてが投げやりになり日々なんとなく過ごしているといった状況です。
自分自身に対しても興味がなくなり、さらには他人に対してもなんの感情も示さない。これでは、無機質なただの物体にすぎません。
ですから「疲れた」と「めんどくさい」の区別をはっきりもつようにし、自分自身を内観する時間を持ってください。


    
(c) .foto project

2011年6月8日水曜日

心の癒し

昨日、街を歩いていた時に前から走ってくる人が思いっきりぶつかてきましたが、謝りもせずに走り去っていきました。
私はいつも、アクシデントやトラブルに遭遇した時はいったい何が原因だろうかと考えます。
今回のようなアクシデントやトラブルはちょくちょく見受けられます。
常にイライラしていたり、自分本位の行動しかとれない方がたくさんいます。
それはなぜなのでしょうか?育ちや教養の問題でしょうか?
私はこの国に問題があると思っています。
それは、街を歩けば、24時間ネオンがついており、無機質な建造物に囲まれ、雑音の中で生活しています。
そんな中で生活をしていれば情緒不安定になり常にイライラしてしまうからです。
少年に限らず大人までもが「キレる」という行動をおこします。
ではどうしたらいいのでしょうか?いきなり渋谷をアールデコ調の建造物に建て替えをし、街には緑やたくさんの花を咲かせ、心地よい音楽がどこから ともなく聴こえてくる
・・・・。
そんな街にはすぐには出来そうもありません。
でしたら、せめて自宅の部屋だけでも癒しの空間にすればいいのです。
好きな花や物にかこまれて、心地の良い音楽を流すのです。
するとリラックスできますよね。
それこそが、今のせわしない日本の中での自分を防御する方法なのです。
心が癒されると人間は余裕というものがうまれてきます。
すると周囲に目が行き届くようになり、他人にも優しく接することができるのです。
そんな人々が増えれば、日本は良い方向へとかわっていくはずです。

私は、みなさんが少しでも心の癒しを実践してくれる事を願います。


   

     
(c) .foto project

2011年6月3日金曜日

衣替え

季節の変わり目には衣替えをする方が多くいらっしゃいますよね?
衣替えは季節に応じて衣服を着替えることをいい、季節の変化がはっきりしている日本特有の習慣で、古くからの宮中行事でした。
現在では、気候に合わせて何を着ても自由と言う合理的な風潮になっていますが、和服では今もこの習慣が守られていて、その日の気候にかかわらず、 6月1日からは「単(ひとえ)」、10月1日からは「袷(あわせ)」と決められています。
衣替えをし、身なりを整えるということは、気持ちまで整えることになりますので、とても大切な習慣だと思います。
鎌倉時代には、衣服に限らず調度品までかえていたそうです。
部屋の整理整頓ができますので、とても良いですよね。
部屋を常に綺麗に保つことは、良い氣がめぐってきますので、ぜひみなさんもこれを機会にお部屋などの掃除や整理整頓をしてくださいね。

  

         
(c) .foto project

2011年5月27日金曜日

入梅

日本各地で梅雨入りが発表されていますね。
梅雨の季節に入ることを入梅といい、これ以後約一ヶ月間ほど雨が続きます。(梅雨が終わることを梅雨明けや出梅(しゅ つばい)といいます。)
「梅雨」という言葉は、ちょうど梅の実が熟すころ雨が降ることからつけられたものといわれています。
都会に暮らす多くの方々はなんとなく憂鬱な気分になる方も多いと思いますが、農家にとっては作物に欠かせない雨に恵まれるときで、田植えもこの時 期に行われます。
ですから、私たち生活の中ではとても貴重な季節といえます。
自然の営みの中での季節の移り変わりは私たち人間が生きていくうえでとても大切な事です。
ぜひみなさんも雨の日の楽しみ方を考えてみませんか?
雨が降ったからこそ気づく些細な事などありませんか?
自然にとけ込み生活していく事は人間の「氣」を高める効果があります。
心身ともに健全に過ごせますようにお祈りしております。


  

     
(c) .foto project

2011年5月12日木曜日

空木

5月は、花の数が一年で一番多い月です。
緑も濃くなりまさに夏に向けての準備が自然界でも行われています。
個人的に大好きな花が咲く時期でもあります。
空木(うつぎ)別名 卯の花・雪見草です。材質は硬く、腐りにくいという理由で昔から神事の際の杵などに使われてきました。

万葉集や短歌にも多く使用されました。

「卯の花を  腐(くた)す               
      霖雨(ながめ)の  水はなに         
        寄る木積(こづみ)なす           
          寄らむ児(こ)もがも」         
                万葉集  大伴家持 

「押しあうて  又卯の花の  咲きこぼれ」 
                正岡子規(まさおかしき)

白くかわいらしい花が人々の心をひきつけたのでしょう。

沢山の花の香りを楽しみながら歩いてみるのも素敵ですね。


   
(c) .foto project

2011年5月3日火曜日

端午の節句

端午とは月の初めの午(うま)の日のことですが、古代中国で5月を物忌みの月とし、5が重なる5月5日に、さまざまな邪気を祓う行事を行いました。これがやがて日本に伝わり、よもぎや菖蒲(しょうぶ)で厄除けするようになり、武家社会になって、男の子の出世を祝う日になったのです。
現在では、男の子だけでなく、女の子も含めた「こどもの日」として、未来社会を担う子供達の健やかな成長を願う、国民の祝日です。
鯉のぼりを飾るのは、鯉が滝を上って竜になるという中国の故事からきたもので男の子の出世を願うものです。また、かしわ餅を食べるのは、かしわの葉は、若い葉が出ないと古葉が落ちないことから、跡継ぎが絶えないという縁起にならったものです。
お風呂に菖蒲を入れて入るのは、菖蒲は古くから薬草として用いられ、また魔よけの植物と古来からいわれてきました。一年の無病息災を願ってお風呂にいれるのです。

昔から続く行事にはとても奥が深く、理にかなっている事が多く見受けられます。
季節の変化に伴い体調を崩しやすい時期にゆっくりお湯に浸かり、これからくる夏にむけての気力作りには植物から発せられる「気」を取り込むという意味では最善の方法と思われます。

みなさまも、ぜひ菖蒲湯に浸かってリフレッシュしてください。

  




   
(c) .foto project