2019年9月28日土曜日

お百度参り



お百度参りを耳にしたことはありますよね?
なんとなく昔の話だと思われがちですが、今でも実際にお百度参りしている方を見かけたことがあります。
辞書によると、
「百度参りの祈願の内容は、多くは個人的なものであり、その内容が切実なものである場合に、一度の参拝ではなく何度も参拝することでより、心願が成就するようにと願ったものである。
元は、近くの氏神神社や有名な社寺に、百日間毎日参拝するというもので、これを百日詣という。それが簡略化され、また、百日もかけていられない急を要する祈願があって、一日に百度参るという形で百日詣の代わりとするようになった。
百度参りの方法は、社寺の入口から拝殿・本堂まで行って参拝し、また社寺の入口まで戻るということを百度繰り返す。俗にこれを「お百度を踏む」という。
社寺の入口近くに、その目標となる「百度石」という石柱が立てられていることがある。回数を間違えないように、小石やこより、竹串などを百個用意しておいて参拝のたびに拝殿・本堂に1個ずつ置いたり、百度石に備えつけられているそろばん状のもので数を数えたりする。 」
と記載されています。
言い伝えによりますと、北条政子がはじめたともいわれています。
また人に見られてはいけないといううわさも聞いたことがあるかもしれません。
神様は昼夜問わずそこにいらっしゃいますので、夜でなくてもいいとは思いますが、人に見られたくないという方には、大阪にある石切劔神社がおすすめです。
こちらは病気平癒のお百度参りで有名な神社なのですが、境内はいつでも出入り自由で夜は灯りがともるので
深夜でもお参りが可能です。
強い信念でお参りすれば神様に届くと考えられています。

お百度参りは究極のお参り方法かもしれませんね。








0 件のコメント:

コメントを投稿