2011年12月27日火曜日

おせち料理

日本では、お正月といえばおせち料理を食べる方も多くいらっしゃいますよね。
おせち料理とは、正月に食べるお祝いの料理です。「おせち」とは本来、暦上の節句のことを指します。その際に食べる料理をおせち料理と呼んだ ため、現在で は節句の一番目にあたる正月の料理を表す言葉として使われています。年の始めにその年の豊作を祈って食べる料理や武家の祝い膳、新年を祝う庶 民の料理などが混ざり合って出 来たものです。お正月に火を使うことをできるだけ避ける、という物忌みの意味も含んでいます。
おせち料理は”めでたさを重ねる”という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。
基本は四段重ねで、上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重、と呼びま す。四段目のお重を「四の重」と言わないのは「四」が「死」を連想させ縁起が悪いとされているからです。 詰め方や料理の組み合わせは地域や家庭、しきたりなどによって様々ですが、最も代表的な詰め方を紹介します。
一の重…黒豆、数の子、ごまめ(田作り)などの祝い肴〔ざかな〕
二の重…伊達巻やきんとんのような甘いもの中心
三の重…魚や海老の焼き物など海の幸
与の重…野菜類の煮物などの山の幸

黒豆…一年中「まめ(まじめ)」に働き「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願いが込められています。
数の子…たくさんの卵があるというところから、子孫繁栄の願いが込められています。
田作り…稲の豊作を願う気持ち、五穀豊穣の願いが込められています。
海老…腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、海老の赤色は魔よけの色とも言われています。
昆布巻き…「よろこぶ」 の語呂合わせから祝いの儀には欠かせない食材です。
きんとん…「金団」と書き、その色から財産、富を得る縁起物とされています。
紅白なます…紅白のおめでたい色は水引を表し、紅白の組み合わせは平和を願う縁起物です。

日本のこのような風習及び食べ物の名前から様々な縁を担ぐのはすてきな感性だと思いませんか?
一年間平穏無事にすごせるように祈りながらおせち料理を頂いてみてくださいね。


       
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2011年12月25日日曜日

年越しそば

日本では大晦日や引越し時にそばを食べる風習があります。
特に年末の31日には年越しそばを食べる方が多いですよね。
大晦日にそばを食べる風習は、江戸時代中期頃にはじまりました。
「そばのように細く長く生きて寿命を全うし、家運が末永く続くように」「切れやすいそばのようにさっぱりと一年の苦労や災いと縁を切ろう」と の願いを込めて、一年の最後の日である大晦日にそばを食べる風習です。
ちなみに引越しそばは、引越の後、家主やご近所に挨拶のためにそばを配る風習は、江戸時代末期頃にはじまりました。
そば(近く)に越してきたことに引っ掛けて、「おそばに末長くお付き合いをよろしく」という願いを込めた風習です。

今年の最後の食事はおそばを食べて良いお正月を迎えましょう!

       
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2011年12月17日土曜日

お正月飾り

ばたばたとお正月の準備に追われている方も多くいらっしゃるかと思います。
お正月には門松などを飾るお宅も多くいらっしゃいますよね。
そもそも、お正月とは神様が家々を訪れ、一年の幸福を授けてくれると言われています。
お正月に飾る「門松」は、年神様が最初に降りてこられる所(依代・よりしろ)として、玄関脇に置きます。お正月には欠かせない「しめ飾り」は、神 を祭る神聖な場所であることを示すしるしとして飾られます。神社や神棚には、正月に限らずしめなわが飾られているのはそのためです。家庭での正月 のしめ飾りは、古い年の不浄を払い清める為に、正面玄関の軒下につるすのが普通です。
門松やしめなわを飾るのは、12月の26、27、28日くらいが良いでしょう。
29日は「苦立て」、大晦日の31日は「一夜飾り」といい、この日に飾り付けをするのは嫌う風習があります。
どうぞ皆様も来年よい年になるように祈りながら飾りましょう。


      
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2011年12月15日木曜日

年賀状

12月になると、年賀状を作成している方もたくさんいると思います。
近年はパソコンなどの普及によりメールでの挨拶に変更している方も多いとききますが、年賀状を送る風習は長い間維持されていますね。
いつ頃からこの風習がはじまったかといいますと、昔は1年を2期に分けて考えており、その始まりが正月と盆でした。人々は期の始まりに、贈答品を 持って「今期もよろしく」と挨拶回りに走り、もしく は挨拶の集いに参加しました。江戸時代では、武家仲間から親戚関係、ご近所などの家を、なんと元旦から1月末まで毎日回り続ける人もいたそうで す。身分の 高い人は訪問を受け、低い人は訪問回りする役でした。しかし、さすがに遠方のお宅には訪問することができないので、江戸時代の身分のある人々は飛 脚便など を使って書状や贈り物を届けました。
これらの習慣が明治6年に日本のハガキ郵便配達が始まったのを機に、遠方以外の人にも挨拶状を送る習慣が広まっていきました。
私は、なかなか普段会う事ができない方から年賀状を頂くと、元気な姿を想像できてなんとなくうきうきしてしまいます。
たった一枚のはがきから受け取った人がこんなにもうれしい気持ちになるのは不思議ですね。
一枚一枚気持ちを込めて書き、送りましょう。
必ず気持ちは伝わりますよ。





     
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2011年12月12日月曜日

柚子湯

毎年12月22日頃が冬至にあたり、一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
この頃から次第に寒さも本格的になり、人々は冬を過ごすための準備や食料の保存に、本格的に取り組まなければならない時期になりますね。
冬至にかぼちゃを食べるという習慣は、野菜が不足しがちなこの時期に、ビタミンやカロチンを摂るという合理性があり、昔の人は「冬至までとってお いたかぼちゃを食べると魔よけになる」といっていたそうです。
また柚子湯に入る方も多くいらっしゃいますよね。
柚の香りを嗅ぎながらリラックスし体を温めます。風邪をひかない体をつくるといった昔からの知恵なのでしょう。
冬場はゆっくりとお風呂に入りリラックスし体の浄化をしてくださいね。


     
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2011年12月5日月曜日

自然の中に身をおく

すっかり寒くなってきて都内から見える富士山は雪景色になっていました。
この時期は空気が澄んでいるので遠くの山並みがはっきりとみえることも多いですよね。
私は年に数回山などの自然の中で修行をするのですが、ちょっと寒くなった時期に山などに入ると都会暮らしの私は最初はちょっと足取りが重くなるのですが入っていくうちにだんだん五感が研ぎ澄まされて心地よくなるのです。
耳に入ってくる音は風や鳥のさえずり。目に入るものは様々な木々。匂いは土の匂い。
普段の都会での生活では感じられないものを感じることができます。
もちろん手足は冷たくなります。しかし寒い冬に枯れ木の間から見える空はとても綺麗なんです。
冬でしか味わえない事がたくさんあります。
寒いところにいると太陽の日差しがなんて温かいのかと感動します。
2日くらいたつと自然に体がなじんでいくのがわかります。
本来人間に備わっている本能が動き出しているのかもしれません。
古来の人々は自然とともに生きてきました。ですからもしかしたら自然の中で生活するのが本当の姿なのかもしれません。
最近は山登りも流行っているそうですね。
ぜひ近場の自然に触れる機会をもってください。
自然から頂く氣はあなたを浄化しさらに良い影響を与えてくださいますよ。


    
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2011年11月25日金曜日

神様からの贈り物

今日、偶然にもたくさんの赤ちゃんと出会うことができました。
この世に産まれて間もないであろう赤ちゃんや、やっと歩けるようになった赤ちゃん。
とってもかわいく微笑ましく眺めていました。
子供のオーラはとても澄んでいて綺麗に輝いています。
それはきっと純真無垢で邪心を知らないからかもしれません。
産まれたばかりの赤ちゃんは金色に輝いているのです。
それはとてもとても神々しくまるで神様が舞い降りてきたような感じがいたします。
子供は神様からの贈り物といわれますが、その通りだと思います。
神様が母のもとに天界から預けてくれたのでしょう。
ですから母親になった方はその大事な預かった魂を愛くしみ育てていかなくてはいけませんね。
これは、母親の修行でもあります。
うまく言葉が話せない赤ちゃんとコミニュケーションをとることは容易ではありません。
時には落ち込んだりストレスを感じる方もいるかと思います。
でも、それでいいのです。
前世ではもしかしたら母親という人生を歩んだことはあっても、今世では初めてというのであれば
初心者なのです。戸惑うのは当たり前のこと。最初から全てにおいて完璧にできる人間はいません。少しづつ少しづつ学んでいけばいいのです。
もしあなたが母親で育児に悩んでしまったときどうしていますか?
特効薬をお教えいたしましょう。それは、子供を抱きしめて「産まれてきてくれてありがとう」と言ってみてください。
この抱きしめるとう行動には母親からのオーラが子供に直接伝わります。「産まれてきてくれてありがとう」という言霊には愛がこもっています。
ですから例え子供に対して冷たい行動をとってしまってもこの行為をすることにより、子供は「僕は母の子供として産まれてきてよかったんだ。」という感情になります。
すると母子ともに魂が輝きます。
育児に悩んでいる方やそうでない方もぜひ愛の言霊をなげかけてあげてください。
必ず温もりのある家庭が築けるはずですよ。




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2011年11月19日土曜日

箒(ほうき)

年末になってくると家の掃除をする方が多くいらしゃいますが、掃除の時に今でも多く使われている箒(ほうき)のお話を本日はさせていただき ます。
箒は掃除の道具としてだけでなく、古くから神聖なものとして考えられ、箒神〔ははきがみ〕という神様が宿ると言わています。箒神とは、産神 〔うぶが み〕(出産に関する神)の一つです。掃く、掃き出すという行為が、出産と結びつき、妊婦のおなかを新しい箒でなでると安産になると言われた り、玄関に逆さ に箒を立てることで、長居の客を帰す(家から掃き出す)というおまじないもあります。また、神聖なものですから、またぐと罰が当たるという言 い伝えもあります。
古事記の中にも記載されております。奈良時代の箒は、人の命に関係深いものとして扱われ、祭祀用の道具として使われていました。平安時代には 掃き掃除の道具として使用されていました。
昭和に入り掃除機の普及により減少していきますが、現在でも屋外では多く使用されています。
皆様が箒を使ってお掃除する際にはこんな歴史もあったんだということを思い出してください。
神聖なものでお掃除しているという気持ちになっていただき、こころを込めて掃除してみてくださいね。


    
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2011年11月10日木曜日

勤労感謝の日

日本では11月は勤労感謝の日という祝日があります。
これは、1948年に「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨として制定された国民の休日です。
勤労感謝の日は戦前「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれる儀式が行われる日でした。「新嘗祭(にいなめさい)」とは、天皇がその年に収穫された新 穀や新酒を天照大神をはじめとする天地の神に供え 農作物の恵みに感謝する式典でした。
現在でも皇室ではこの式典が行われているそうです。
現在の私たちは、元気で働ける事に感謝するといったほうが良いかもしれませんね。
もし皆様が元気で働けているならそのことに感謝し、体を煩っていたら、元気になって働こうという希望を持って生きてください。
現在の状況に感謝し未来に希望を見いだす事は体に活力を与えます。


      
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2011年11月4日金曜日

正座

皆様の生活で正座をすることはありますか?
西洋文化が入って以来、椅子に座る事が多くなり、畳なども住宅から減っているのでなかなか機会がない方が多いかもしれませんね。
かつての日本人は時代や身分などによって様々な座り方をしていました。
正座のスタイルは本来「かしこまる」と呼ばれ、神前・仏前や茶室での儀式的な場面で用いられ、また主君に対して家臣がかしこまる姿でした。
一般的に普及したのがいつかははっきりとはわかっていませんが、明治時代の学校の教科書には正しい座り方として掲載され、推奨されていたよう です。
正座をすることで、体全体の筋肉が緊張し、脳に刺激を与えて頭の回転がよくなるそうです。
なれてしまうと正座の方が椅子よりも落ち着く方もいらっしゃいます。
背筋を伸ばし正しい呼吸法を行うと自然と体に良い氣があふれます。
たまには正座をしてお香でも焚いてみてはいかがでしょうか?
心身ともにリラックスできますよ。


      
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2011年10月30日日曜日

あいさつ

皆様は、朝起きたときや、道で知人にすれ違ったりしたとき挨拶をしますよね?
あいさつは世界共通の行動ですが、その方法は国によって千差万別のようです。日本ではお辞儀が一般的ですが、タイではお辞儀の代わりに合掌 を、ポリネシアでは鼻を使ってあいさつをします。
また、「おはよう」は「お早くから、ご苦労様でございます」などの略で、朝から働く人に対するねぎらいや気遣いの言葉でした。
「こんにちは」は「今日は、ご機嫌いかがですか」などの略で、お昼に初めて出会った人の体調や心境を気遣っていました。「こんばんは」は「今 晩は 良い晩ですね」など略だと言われます。また、「さようなら」は「左様ならば」の略のようです。「それならば私はこれで失礼いたします」のよう な意味の言葉 になるのかもしれませんが、本来の意味は定かではありません。いつ頃からこれらの挨拶語が定着したのかははっきりしませんが、江戸時代の書物 には「おはよう(ございます)」の表記がみうけられます。
昔は挨拶を「言葉かけ」と言い、他人と外で出会ったりすれ違ったりした際は言葉を掛けるのが一般的な礼儀でした。鎌倉時代の武家家訓には、 「極楽寺殿御消息〔ごくらくじどのごしょうそく〕」にも、誰であれ目にした人に対しては必ず礼儀としてあいさつをすべきと記されています。
あいさつとは人と接する時の礼儀、(マナー)です。
朝一番に交わす言葉が気持ちのこもった挨拶になるように心がけましょう。
良い波動は自分自身にもかえってまいりますよ。


    
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2011年10月23日日曜日

霜降

すっかり秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなってきたと感じます。
この頃は朝霜がみられることがあり、初霜の頼りが届く時期ですね。
10月24日頃は霜降と暦で呼ばれています。
体調を崩しやすい時期でもあります。
体調を整える簡単な方法は呼吸法があります。
ゆっくり鼻から息をすい、ゆっくり口から吐くというのを繰り返します。
吐くときには息を吸い込むときよりもゆっくり行い、これ以上吐けないというところまで行なってください。
これを数回行うと体の浄化になります。
ぜひ皆様も実践してみてくださいね。


   
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2011年10月19日水曜日

神無月

すっかり寒くなってまいりましたね。
10月は神無月といいます。
神無月とは、この月に日本中の神様が、出雲の国(島根県)に集まり会議を開き、
他の国には神様がいなくなってしまうことから「神無月」と呼ばれてきました。
逆に神様の集まる出雲の国では「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
出雲の国の市民は神様がたくさんいらっしゃる月ということで、昔から神様をお迎えする支度を各家で整えています。
出雲の国の方々はとても忙しくなるそうです。
出雲にある一宮は出雲大社ですが、ここはとても素晴らしいところです。
聖地というのにふさわしいといえるでしょう。
もし、あなたがちょっと疲れていたりするのでしたら、ぜひ足を運んでみてください。
必ず良い良い方向へと導いてくださいますよ。

   
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2011年10月6日木曜日

清め塩・お供守り塩

寒暖の差がはげしい季節ですね。
体調を崩す方も多数いらっしゃいますが皆様はいかがでしょうか?
さて、私事ではございますが、いままで清め塩というのを作成し販売しておりました。
これは、体の浄化や、除霊、パワーストーンの浄化、神棚、などなど様々な用途で使用できます。
もともとは自分自身の為に作成していたのですが、いろんな方から譲ってほしいといわれ今では販売することにしております。
私のパワーも入れておりますので邪気を払う効果もございます。
それと同時に塩をお守りのように持ち歩きたいという意見が多数よせられ、最近「お供守り塩」を作成いたしました。
これは、清め塩のみ入れているわけでなく、水晶などを入れ、祈祷し、パワーを入れておりますので、様々な難を取り除く効果があります。
お守りのように使用していただければと思います。
ご入用の方がいらっしゃいましたらご相談ください。
                     

2011年10月1日土曜日

月光浴

やっと、秋らしくなってまいりました。
この時期になると、五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙期をむかえます。
また大気の状態が安定しており空気も澄み秋晴れの日が多くなります。
さらに日本の観測史上、晴れる確率が最も高い日が「1010日」で、この特異はいまでも継続中だそうです。
そんなこの時期におすすめなのは月光浴です。
大気が澄んでいるので月も綺麗に見ることができます。
より一層月からのパワーをいただける時期なのです。
これからむかえる寒い季節を乗り切るためにも月光浴をして心身ともにリラックスしてみてください。
パワーストーンなどにも良い影響を与えるのでぜひ、一緒に月光浴をし、浄化してくださいね。


      
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2011年9月24日土曜日

社日

皆様の生まれはどこでしょうか?
生まれた土地に感謝する日があるのをご存知でしょうか?
「社日」といわれ、生まれた土地の神様(産土神)を祀る日です。春と秋の2回行われ、春のものを春社〔しゅんしゃ/はるしゃ〕、秋のものを秋社 〔しゅうしゃ/あきしゃ〕といいます。春分(3月20日頃)と秋分(9月23日頃)のそれぞれに最も近い戊〔つちのえ/いぬ〕の日を指します。
福岡県嘉穂郡では、社日には海辺へ出て清い海砂を持ち帰り、家の内に敷きます。これは家を清める役割があるそうです。長野県小県郡では土地(田) の神様 が、春に山から里へ降り秋になると山へと帰っていくと考えられているため、社日には餅をついてお祝いします。また、京都府中郡では、朝早くから東 に位置す る寺やお地蔵さまにお参りして日の出を向かえます。その後順次に南を廻って西へ行き、日の入りを見送るという風習があるようです。社日は、その地 域ごとの 神様を祝うので行事の形は様々です。
あなたのお家も1年に2回くらいは、土地のお清めをすると良いでしょう。
住んでいる土地を清めると、そこに生活している人も浄化されますので快適に日々生活できるのです。
ぜひ実践してみてくださいね。


      
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2011年9月16日金曜日

ともしび

今日は、本の紹介をさせていただきます。
小学館から発行された「ともしび」という本です。
これは、たまたまネットで偶然にも目にとまった本でした。表紙を見て気になり取り寄せたものです。被災者からみた被災地の記録です。東北の小さな会社で社員が数名しかいないプロダクションが編集したものです。
今までに東日本大震災に関する本はたくさん発行されていましたが、ここまで被災者によりそった本は初めて読みました。
もちろん悲しい内容もありますが、どれも生きる力がわいてくる内容でした。
ともしびとは辞書で意味を調べると「あかり」と書いてあります。
人間は窮地にたたされたときに心のともしびを忘れずにいれば必ず生きていけると感じます。
ぜひ、お時間がれば皆様も読んでみてください。
生きる力が湧いてきます。
そしてあなたの心に湧いたともしびをあなたの愛する人々へわけあたえてくださいね。

2011年9月13日火曜日

生きたくても生きれなかった人がいること。

まだ暑い日が続いていますね。秋の気配はまだ遠くにあるようです。
3月11日の震災から半年が経過しました。時間の流れを感じます。
最近では台風が和歌山県、奈良県などで猛威をふるい、多くの命が奪われました。
天災が続いていますね。
私個人の話で恐縮ですが、和歌山県は第二の故郷と呼べるくらい大好きな場所です。
那智の滝、那智大社、熊野本宮などたくさんの聖なる場所があります。私自身究極にパワーダウンした際には、時間をつくって出向いておりました。
その故郷が天災でひどい状況になっているのを映像で見たときは、ショックを受けました。
なぜ、こんなにもひどい状況に日本があわなければいけないのか?とも思いましたが、考えてみると日々世界中には天災で被災してしまう方が多くいらっしゃるのも事実です。
日本のみと狭い了見で物事を見るのではなく、広い視野で物事を捉えなければいけませんよね。
世界には、貧困で毎日たくさんの方が亡くなったり、戦争で日々多くの犠牲者がでる国もあり、洪水などで被災する方も多くいます。
戦争などは人的被害かもしれません。
しかし、命が奪われるといった観点からみると同じかもしれません。
生きたいのに生きられなかった命もあれば、自ら命を絶つ人もいます。
日本は自殺大国といわれています。
年間3万人以上が自殺をしています。これはあくまでも公式な発表であり、自殺予備軍はさらに多くいるはずです。
経済大国には自殺者が多く、そうでないどちらかというと貧しい国には自殺する者が少ないという統計がでています。
日本もかつては、戦後の成長期には自殺者は少なかったと言われています。
私は、医師でも評論家でもないので詳しくは述べませんが、スピチュアルな観点からいわせていただくと、自殺した方の魂は非常に苦しむということです。
自殺者の霊で、自殺してよかったといっている方に私は会ったことがありません。
ですから、死んだら楽になるのではないか?という思いは間違っています。
もし、あなたが心が疲れているのなら、生きたくても生きれなかった多くの人がいることを思い出してください。
何か、感じるものがあることを祈ります。







         
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2011年9月4日日曜日

重陽

9月9日は、暦で表すと「重陽」という日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。
日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
古代中国では菊は「翁草〔おきなくさ〕」「千代見草〔ちよみくさ〕」「齢草〔よわいくさ〕」と言われ、邪気を祓い長生きする効能があると信じられ ていました。
その中国の影響を受けて日本では、8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭いて長寿を祈っていました。また、菊に関する歌合わ せや菊を 鑑賞する宴が催されていたそうです。 現在でも、9日に行われるとは限りませんが、菊のコンクールや鑑賞を行う風俗は残っています。
京都の上賀茂神社では、無病息災を祈る重陽の節会が現在でも行われています。

あなたのご自宅にもこの時期ご自宅に菊を一輪飾ってみてはいかがでしょう。


     
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2011年8月25日木曜日

鬱な気分

気候が不安定な季節ですね。
いかがおすごしでしょうか?
最近、鬱という言葉が頻繁につかわれていますよね。
厳密には、鬱病と鬱状態は違います。
本人に鬱かも?という自覚があった場合には鬱状態といえます。
その場合の打開策として、作家の五木寛之は、このようにのべています。
うつな気分き悩む若い世代は「歓びノート」中年世代には「悲しみノート」年配には「あんがとノート」を書くと鬱な気分から脱却できるとのべています。
例えば、「歓びノート」とは、1日一回必ずうれしかったことを何でも良いから書くといったもので、「今日は電車ですわれた」とか、「美味しい物をたべられた」など些細な事をかくのです。
今日はどうしてもみつからないと思った時でも、探すのだそうです。それでも見つからない場合には、「今日も無事に過ごせました」とかけばいいのです。
そして必ず最後には「~うれしかった」としめくくるのです。
「悲しみノート」は、「突然の雨にみまわれて悲しかった」などと書きます。「あんがとノート」は、日々のなかでの感謝の出来事を記入します。
最後には「~できてありがとう」としめくくります。
これを毎日続けると自然とやり気がわいてくると言います。

人間は、四つの段階をへて成長していき、子供から少年期は「驚く」やがて「喜ぶ」時代がきて、ある時期から「悲しむ」ことの大切さに気付き、最後は「ありがとう」という時期がきます。
人間の様々な成長過程において、重要なことだと思います。
この四つの段階の境目に鬱気分におちいることが多いのです。
ですので、みなさんも気分が落ち込んでるなーと思ったら、ぜひノートを作ってください。


      
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2011年8月20日土曜日

お経の力

日本には、たくさんのお経が存在いたします。皆様は普段あまりなじみがないかと思います。法事などで聞くくらいでしょうか?
例えば、「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」などは一度は聞いた事があるかと思います。宗派によって唱えるお経が異なります。
基本的に「南無阿弥陀仏」は静的で、「南無妙法蓮華経」は動的です。
一日の朝には、「南無妙法蓮華経」を唱え、夜には「南無阿弥陀仏」を唱えると体のリズムが整います。
「南無妙法蓮華経」は法華経ですが、この言葉には不思議な力があります。
そもそも、法華経とは、自力本願の教えです。自分の足で歩いて、自分の手で触れて、みて、味わって、聞いて、自分の五官を網羅して一つ一つを心にとどめ、とどめたことを一つ一つ自分自身で考える、これが自力本願です。
生きる上での最も重要なポイントになります。
現世を穏やかに生きていくのはとても難しいですよね。いろんな感情が渦巻くこの現世は、自分自身が強くなって生きなくてはいけません。まさに修行の連続です。
日蓮上人は、「極楽で百年修行するよりは、この娑婆世界にあって一日修行することのほうがずっとためになる」とおっしゃいました。
極楽のような場所でいくら修行をしても、苦にならないので、生きにくいこの世の中で修行するほうがずっと自分の為になるということです。
大切なのは、この世の中で、生きるための極意をどのようにしてみつけるか。生きる上で一番重要なのは、心が柔軟で素直な人。心が柔らかく、おだやかで質素でまっすぐで頑固でない。海綿体のようにすべてから養分を吸収し、自分を肥やすことができる。
そんな人間になる為に、日々努力が必要なのです。
その助けとなるのが法華経です。確かに法華経は長くて難しい言い回しのものがたくさんあります。
「南無妙法蓮華経」というこの6文字には全てが込められています。
この短い文章を心身込めて唱えてください。それだけで必ず道が開けます。必ず言葉に出して唱えてくださいね。
言霊になって強いパワーを発揮いたします。迷ったとき、苦しいときなどぜひ試してみてください。


         
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2011年8月6日土曜日

お盆

夏真っ盛りになってまいりましたね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
8月はお盆休みというのがありますが、お盆とは正式には盂蘭盆会といいます。
先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるようにと、子孫が、報恩や追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。特に、人が亡くなって49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、家の門口や、お墓に白一色の提灯を立て、初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てるなど、特に厚く供養する風習があります。現在は、関東では7月13日から16日までの4日間を、関西では8月の13日から16日までの4日間を指すことが多いですね。
スピリチュアル的には、お盆には必ずお墓参りに行かなくてはいけないということはありませんが、一年に数回でも先祖を敬う気持ちというのを忘れないでほしいものです。
遠くてなかなかお墓参りができないという方は、心のなかで、「今年はお墓参りには伺えませんが、元気に頑張って生きています。どうぞ見守っていてください。」という気持ちをこめて心の中で手を合わせることをしてください。
心の念は、必ず通じるものです。
先祖を敬う気持ちに、かわりはありません。
今あなたが生きているのは御先祖様がこの世に存在していたからです。
感謝の気持ちを忘れずに生きて生きましょう。

      
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2011年7月31日日曜日

お中元

お中元の本来の意味をご存知ですか?
現在行われているお中元は、一年の上半期のくぎりの意味で、7月上旬から15日ころまでの間に、日ごろお世話になっている人に、贈り物をします。
本来は、祖先の魂祭りで、嫁いだり、分家した一族の者が親元に集まってきました。このとき、祖先の魂にささげる物をそれぞれ持ち寄ったのが、お中 元の贈答の起源です。
日本古来のしきたりが未だに根付いているのはすばらしいですよね。
今は配達事情が進化し、贈り物だけを送ってしまうということができますが、かつては、贈り物を持ち、暑い中お世話になった方の家へ訪問していまし た。
私は、顔を見てご挨拶や日頃のお礼をのべるのが良いと思いますが、色々な事情により直接赴くことが出来ない場合には、発送しても良いと思います。
ただし、直筆のお手紙をつけるのが礼儀です。
直筆には、字に魂がこもりますので、受け取った相手にもそれが伝わります。
それこそが心のこもった贈り物になるのではないでしょうか?
筆離れしているといわれる現代人ですが、一年に数回くらいは筆をとってみてはいかがですか?
言葉の使い方の難しさや日本語の綺麗さなどが実感できるはずですよ。


 


    
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2011年7月2日土曜日

七夕

七夕というと、すぐ思い出すのは牽牛と織姫の伝説ですが、これは中国から伝わったもので、牽牛に恋した織姫が仕事の機織をやめてしまったため、天帝の怒りにふれて、罰として、天の川をはさんで引き離され、毎年7月7日の夕だけ会うことを許された、というお話はみなさんよくご存知ですよね。
七夕(たなばた、しちせき)は、日本、中国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つです。日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて七夕祭りが行われようになりました。
七夕の季節がやってくると夏がきたんだな~という気持ちになるのは私だけでしょうか?
今年の七夕はどんな夜空をみせてくれるでしょうか?
心が澄むような空だといいですよね
あなたの見上げた空には何がありましたか?
ぜひ、私にも教えてくださいね。


       
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2011年6月18日土曜日

一生懸命生きる

友人からきいたのですが、梅雨の時期は気圧が下がるの為、体にも不調をきたすことがあるとのこと。
確かに私自身もなんとなく体がすっきりとしていない感じはいたします。
特に朝は睡眠時間は短くはないのにだるいという感じがする時があります。
なんとか元気に梅雨を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか?
私は、お香を焚いたり、お経をあげてみたりとまずは自分自身がおかれている場所の氣を浄化し高める努力をしています。
お経なんてあげられないという人は、気分が良くなると感じる事をすればいいのです。
例えば、体操や柔軟運動をしてみるとか、コーヒーをいつもよりもゆっくり飲むなど。
本人のちょっとした努力によっていくらでも変える事が出来ますよ。
一日なんとなく憂鬱な時間を過ごすのでしたら、朝少し早起きして行動してみてはいかがでしょうか?
一日一日与えられた時間の中でどれだけ密度の濃い時間を過ごすかということは大切です。
明日生きているという保証はどこにもないのです。
ですから、明日死んでも後悔しない生き方を日々していかなくてはいけません。
明日死んでも後悔しないとうことは、毎日を一生懸命生きるということです。
一生懸命生きてきた人は日々の行動の中で反省はしても後悔はいたしません。
このような生き方をした方は、亡くなったあともすぐに現世から旅立ちあの世といわれるところへ向かいます。
いわゆる成仏したということです。

あなたも、日々一生懸命生きてください。
明日必ず生きているという保証はないのですから。


   
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2011年6月12日日曜日

宝箱

前回「めんどくさい」に関して書きましたがもう少し追求してみたいと思います。
最近の若者はお風呂に入るのがめんどくさいといって週に1回程度しか入らない人もいると聞いた事があります。
おそらく想像いたしますと、外出がめんどくさくなり、家族との会話もめんどくさい、部屋に閉じこもってパソコンやらゲームをして過ごす。
さらには歯磨き、着替えもめんどくさいといった過程でしょうか。
そのうち食べるのもめんどくさいとなっていくのでしょうか?
まさに人間ではなく物体と化しています。
それでは、何の為に産まれてきたのかわかりません。
人間には必ず産まれてきてから何らかのお役目を持ってきています。
それが何なのかを見つかられるのかどうかは生き方次第なのです。
「私には何の取り柄もない」と嘆かないでください。
人間が産まれるのはお父様お母様がいなければあなたは産まれませんよね。
そのお父様お母様が産まれるには、おじいさま、おばあさまがいるからです。
そうやってたどっていくと数千、数万の命の繋がりがあるのです。
そう考えると、あなたのDNAには数万の人の能力が詰まっています。
あなたは宝の宝庫なのです。
その宝箱の中からどれか一つだけ選んでみるのです。
それが得意分野になることもあるでしょう。そうでなければ、また違う物を選べばいいのです。
とても簡単なことです。
ちょっとした気づきなのです。
あなたも、自身の中にある素敵な宝箱を覗いてみてくださいね。


          
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2011年6月11日土曜日

「疲れた」の意味

カウンセラーの仕事で最近よく耳にするのは、「疲れた」という言葉です。
何に疲れたのでしょうか?生活・仕事・・・・・・。様々な理由があるようです。

殺伐とした世の中ですので、何かと疲れたと感じているのかもしれません。
ただ「疲れた」という一言で片付けるのは良くないことです。
きちんと原因を追及しなくてはいけません。
まずは、肉体的に疲れたと感じるのか精神的に疲れたと感じるのかを選別することが必要です。
肉体的原因があるのでしたら、ゆっくり休むことも必要ですし、病院にいって検査してもらうことも必要です。
精神的な場合には、もっと突き詰めて考えていかなくてはいけません。
仕事で周囲に気を遣っているのが疲れたとか家族の意見のくい違いに疲れたなど様々あるかと思います。
その原因がはっきりすればそれを対処する方法を検討していけば良いのです。
仕事などで疲れてしまい行き詰まってしまった場合には転職するという手段もあります。
ただしここできちんと区別しなくてはいけないのは、「めんどくさい」という事です。
あながち、「疲れた」と「めんどくさい」をいっしょだと思っている感じがすることも多々あります。
仕事がなんとなく自分にあっていないし、日々前向きに仕事をこなすことができない。
だんだんめんどくさくなってきた。仕事に行くのが嫌だ。といったことをただ「疲れた」と表現している人が多くいらっしゃいます。
それは、疲れたのではなく意欲がなくなったということです。
人間は意欲がなくなるということが一番怖いことだと思っています。
すべてが投げやりになり日々なんとなく過ごしているといった状況です。
自分自身に対しても興味がなくなり、さらには他人に対してもなんの感情も示さない。これでは、無機質なただの物体にすぎません。
ですから「疲れた」と「めんどくさい」の区別をはっきりもつようにし、自分自身を内観する時間を持ってください。


    
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2011年6月8日水曜日

心の癒し

昨日、街を歩いていた時に前から走ってくる人が思いっきりぶつかてきましたが、謝りもせずに走り去っていきました。
私はいつも、アクシデントやトラブルに遭遇した時はいったい何が原因だろうかと考えます。
今回のようなアクシデントやトラブルはちょくちょく見受けられます。
常にイライラしていたり、自分本位の行動しかとれない方がたくさんいます。
それはなぜなのでしょうか?育ちや教養の問題でしょうか?
私はこの国に問題があると思っています。
それは、街を歩けば、24時間ネオンがついており、無機質な建造物に囲まれ、雑音の中で生活しています。
そんな中で生活をしていれば情緒不安定になり常にイライラしてしまうからです。
少年に限らず大人までもが「キレる」という行動をおこします。
ではどうしたらいいのでしょうか?いきなり渋谷をアールデコ調の建造物に建て替えをし、街には緑やたくさんの花を咲かせ、心地よい音楽がどこから ともなく聴こえてくる
・・・・。
そんな街にはすぐには出来そうもありません。
でしたら、せめて自宅の部屋だけでも癒しの空間にすればいいのです。
好きな花や物にかこまれて、心地の良い音楽を流すのです。
するとリラックスできますよね。
それこそが、今のせわしない日本の中での自分を防御する方法なのです。
心が癒されると人間は余裕というものがうまれてきます。
すると周囲に目が行き届くようになり、他人にも優しく接することができるのです。
そんな人々が増えれば、日本は良い方向へとかわっていくはずです。

私は、みなさんが少しでも心の癒しを実践してくれる事を願います。


   

     
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2011年6月3日金曜日

衣替え

季節の変わり目には衣替えをする方が多くいらっしゃいますよね?
衣替えは季節に応じて衣服を着替えることをいい、季節の変化がはっきりしている日本特有の習慣で、古くからの宮中行事でした。
現在では、気候に合わせて何を着ても自由と言う合理的な風潮になっていますが、和服では今もこの習慣が守られていて、その日の気候にかかわらず、 6月1日からは「単(ひとえ)」、10月1日からは「袷(あわせ)」と決められています。
衣替えをし、身なりを整えるということは、気持ちまで整えることになりますので、とても大切な習慣だと思います。
鎌倉時代には、衣服に限らず調度品までかえていたそうです。
部屋の整理整頓ができますので、とても良いですよね。
部屋を常に綺麗に保つことは、良い氣がめぐってきますので、ぜひみなさんもこれを機会にお部屋などの掃除や整理整頓をしてくださいね。

  

         
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2011年5月27日金曜日

入梅

日本各地で梅雨入りが発表されていますね。
梅雨の季節に入ることを入梅といい、これ以後約一ヶ月間ほど雨が続きます。(梅雨が終わることを梅雨明けや出梅(しゅ つばい)といいます。)
「梅雨」という言葉は、ちょうど梅の実が熟すころ雨が降ることからつけられたものといわれています。
都会に暮らす多くの方々はなんとなく憂鬱な気分になる方も多いと思いますが、農家にとっては作物に欠かせない雨に恵まれるときで、田植えもこの時 期に行われます。
ですから、私たち生活の中ではとても貴重な季節といえます。
自然の営みの中での季節の移り変わりは私たち人間が生きていくうえでとても大切な事です。
ぜひみなさんも雨の日の楽しみ方を考えてみませんか?
雨が降ったからこそ気づく些細な事などありませんか?
自然にとけ込み生活していく事は人間の「氣」を高める効果があります。
心身ともに健全に過ごせますようにお祈りしております。


  

     
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2011年5月12日木曜日

空木

5月は、花の数が一年で一番多い月です。
緑も濃くなりまさに夏に向けての準備が自然界でも行われています。
個人的に大好きな花が咲く時期でもあります。
空木(うつぎ)別名 卯の花・雪見草です。材質は硬く、腐りにくいという理由で昔から神事の際の杵などに使われてきました。

万葉集や短歌にも多く使用されました。

「卯の花を  腐(くた)す               
      霖雨(ながめ)の  水はなに         
        寄る木積(こづみ)なす           
          寄らむ児(こ)もがも」         
                万葉集  大伴家持 

「押しあうて  又卯の花の  咲きこぼれ」 
                正岡子規(まさおかしき)

白くかわいらしい花が人々の心をひきつけたのでしょう。

沢山の花の香りを楽しみながら歩いてみるのも素敵ですね。


   
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2011年5月3日火曜日

端午の節句

端午とは月の初めの午(うま)の日のことですが、古代中国で5月を物忌みの月とし、5が重なる5月5日に、さまざまな邪気を祓う行事を行いました。これがやがて日本に伝わり、よもぎや菖蒲(しょうぶ)で厄除けするようになり、武家社会になって、男の子の出世を祝う日になったのです。
現在では、男の子だけでなく、女の子も含めた「こどもの日」として、未来社会を担う子供達の健やかな成長を願う、国民の祝日です。
鯉のぼりを飾るのは、鯉が滝を上って竜になるという中国の故事からきたもので男の子の出世を願うものです。また、かしわ餅を食べるのは、かしわの葉は、若い葉が出ないと古葉が落ちないことから、跡継ぎが絶えないという縁起にならったものです。
お風呂に菖蒲を入れて入るのは、菖蒲は古くから薬草として用いられ、また魔よけの植物と古来からいわれてきました。一年の無病息災を願ってお風呂にいれるのです。

昔から続く行事にはとても奥が深く、理にかなっている事が多く見受けられます。
季節の変化に伴い体調を崩しやすい時期にゆっくりお湯に浸かり、これからくる夏にむけての気力作りには植物から発せられる「気」を取り込むという意味では最善の方法と思われます。

みなさまも、ぜひ菖蒲湯に浸かってリフレッシュしてください。

  




   
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2011年4月26日火曜日

おかえりなさい

関東では葉桜になり、空の雲がだんだんと夏の雲へと近づいてきましたね。
昨日、ある記事を見つけたので紹介します。

震災時の「お・か・え・り・な・さ・い」

お→押さない
か→駆けない
え→笑顔を忘れない
り→理性を捨てない
な→泣いてストレス発散
い→さよならは言わない、生き延びる。

これは、実際に被災された方がコメントしたものだそうです。

みなさんの「おかえりなさい」にはどんな意味がありますか?


   


   
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2011年4月24日日曜日

イースター

4月は仏教「花祭り」の他にもキリスト教「イースター」の行事があります。
キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、キリストは、死後三日目によみがえったといわれ、これを祝うキリスト教徒の祝日がイースター・復活祭です。
この日キリスト教の信者たちは、イースターエッグと呼ばれる綺麗に彩色したゆで卵を贈りあったりします。
これは、卵が命の源と考えることと、春の訪れを告げるというところから出た習慣です。
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
2011年の復活祭は西方教会も東方教会も同日であり4月24日であるが、年によっては東西教会で復活祭を祝う日は異なる事もあります。
イースターを祝う地域では、会社・学校がお休みになります。
地域によって独自のパレードがありますので、ぜひ一度ご覧になってみるのもいいですね。



              
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2011年4月14日木曜日

Boys, be ambitious

4月16日は、「ボーイズビーアンビシャスデー」になっているのをご存知の方はいらっしゃいますか?
これは、1877年のこの日、札幌農学校(現 北海道大学農学部)教頭のウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark)が、 「Boys, be ambitious」の言葉を残して北海道を去ったことに由来しています。
ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark)日本ではクラーク博士として有名ですね。

専門の植物学だけでなく、自然科学一般を英語で教えていました。
日本を去った後も日本をこよなく愛し、日本人の教え子達と手紙のやり取りをつづけていたそうです。

Boys, be ambitious(少年よ大志をいだけ)という言葉には若者達には限りない未来があるということを語っています。
今、この複雑な社会の中で、若者達はどのようにこの言葉をとらえるのでしょうか?
大きな夢と希望を持ち、忍耐強く生きていってほしいです。
限りある未来に向かって一歩づつ一歩づつゆっくりと歩み続けてください。

 

    
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2011年4月11日月曜日

春風

桜が満開になり、しだれ桜も都内では満開になってまいりましたね。
震災から一ヶ月がたちました。
歴史に残るような震災に遭遇し、色々な想いの中で生活をしてまいりました。
ふと道を歩いていて、青空に向かって大きく花を開き生き生きとした桜を見たときに思わず心にあたたかい春風が舞い込んできたような気がいたしました。
桜の生命の力強さと自然の強さを実感しました。
自然は時に恐ろしく厳しいものですが、それとは反対に優しくあたたかくもあるのですね。


人間が生きている、また生かされているということを自然から教わった気がいたしました。




あなたの心にも桜が咲きますように・・・・・・・・。




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2011年4月5日火曜日

晴明

4月になると気候もあたたかくなり、様々な事の始まりの季節でもありますよね。
二十四節気では、清明といいます。
清明(せいめい)とは、二十四節気の一つで春分から15日目頃のことをさします。(2011年4月5日)
万物が清らかで生き生きする時期という意味があります。

この日、沖縄地方では「清明祭」(しいみい)という墓参の行事があり、一家揃って祖先の墓参りをし、お墓に酒食を供え、墓の前でお下がりを食べます。士族の間で中国伝来の行事として始まったとされ、祖先の霊に感謝の気持ちを表します。
この時期は、木々の息吹を感じ、空の雲の形も冬から春の雲へと変化しているのが見てとれます。
なんとなく穏やかな気持ちになれるのも季節の変化によるものかもしれませんね。


あなたはどんな春を感じていますか?

どうぞ穏やかな春の風があなたに届きますように・・・・・・。

    


    
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2011年3月28日月曜日

卒業

東京ではソメイヨシノの桜が開花いたしました。
樹木の息吹きが感じられる季節になりました。
3月は各地で卒業式が行われています。
今年は地震の影響で卒業式が行えないところも多数あったときいています。
しかし被災地でも、卒業式が行われていたところもありました。
卒業生たちは、泥だらけになってしまった卒業証書を手渡され、涙していました。
とても感慨深いものがあったことでしょう。

卒業というと、日本では業をおえることを意味しますが、米国では「コメンスメント・エクササイズ」(commencement exercises)という。直訳すると「実習の始まり」。それまでは準備で、これから実社会での新しい生活の中で本番の学習が始まる。生涯学び続けるという意味があるそうです。

被災地で卒業された方、被災地以外で卒業された方、様々な状況の中で新たな一歩を踏み出したのです。
人生は命尽きるまですべての出来事が学びです。
そして、常にあらゆることを学ぶという意欲が必要です。
何事も遅すぎるといったことはありません。
人間の年齢と魂の年齢は違います。人間の年齢が90才だからといって魂までも90才とは限りません。
常に向上するという気持ちをもち、学び続けてください。
それは、あなたの魂に蓄積され、自身の糧となるはずです。

この春卒業されたすべての方々に素晴らしい学びがあることを祈ります。


    
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2011年3月24日木曜日

希望

日本では、大規模な地震発生により、多くの尊い命が一瞬にして消えてしまいました。
メディアからの映像を見ていて、心を痛めている方が多数いらっしゃるかと思います。
地震発生から2週間たち、被災者の方の笑顔も少しずつ見られるようになってまいりました。
未だ被災地にて辛い思いや、生死の境をさまよっているかたも多数いらっしゃいます。
お母さんを亡くされた幼い子どもが、最後のお別れの時に、「僕が大きくなったら必ず町を復興してあげるからね」と言っていました。
また、避難所でご老人が肩を落とし「これからどうやって生きていけばいいんだ」と嘆いていると、たまたま隣にいた若い男の子が「大丈夫。必ず僕達が復興させます」と力強く言っていました。
そんな姿を見ると、人間の偉大さに感動いたします。
そんな子供たちのためにも、私たち大人は尊敬される生き方をしていかなければいけないと思います。
被災されていない人は、笑顔を絶やさないこと。これが大切です。笑顔にはとても強いパワーがあります。
そのパワーは、気力を失った人々に勇気を与えます。
その勇気が生きる希望になるのです。

震災直後、私は空に無数の魂の光を見ました。
その無数の魂の光を見て、もっともっと綺麗なオーラに包まれる日本にしなくては・・・・と思いました。

人間の勇気、力は偉大です。

命あるかぎり、精一杯生きていきましょう。

日本国内のみならず、世界の国が綺麗なオーラで包まれますようにお祈りいたします。




2011年3月14日月曜日

東北地方太平洋沖地震

3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

日本中が悲しみに包まれ、世界中の人々も祈りを捧げてくださっています。
今この瞬間にも救助を求めている方が多数いらっしゃいます。
自衛隊、消防隊員、警察官などの様々な方々が救助活動をされています。命をかけて命を救おうと懸命に活動されています。
世界中の国や人々からも支援の申し込みがあります。


自然の猛威の前に人間は無力です。しかし、人間の愛や祈りのパワーは、はかりしれない力があります。

どうか皆様、祈ってください。

日本を包む悲しみのオーラが愛のパワーで満たされますように・・・・・・。

2011年3月8日火曜日

桜咲く季節

桜の咲く季節になりましたね。
桜が好きという方は多いと思います。
日本の国花が、この桜(厳密には「山桜」)と菊だからかもしれませんね。

桜の名前の由来は、桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が最初の桜のタネを富士山からまいたといわれ、「さくやひめ」の名前から「さくら」になったといわれています。
多くの歌人も桜を題材としてよまれてきました。
特に平安時代の西行法師は月と桜をこよなく愛したことで有名です。

「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」
古くから桜は諸行無常といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となっておりました。
江戸時代の国学者、本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠み、桜が「もののあはれ」などと基調とする日本人の精神具体的な例えとみなしました。
また、潔よさを人の模範と見て、江戸時代以降しばしば武士道のたとえにされてきましたが、すぐに散ってしまう様は、家が長続きしないという想像を抱かせるので、桜を家紋にした武士家は少ないのです。

また、警察官および自衛官の階級章は、他国なら星形を使うべき所を桜花で表しています。これらの職種は国民の生命と財産を守るために命を投げ打つと宣誓しているためであるとされています。
自衛隊の旗でも、陸海空を問わず、旭日と並んで桜の花を使用した旗は数多いのです。

日本人がこよなく愛する桜は古来から様々な意味合いで使われてきたようです。
桜の咲く季節。
せっかくですから桜を見にでかけましょう。
あなたの見る桜には、きっと桜の精霊、木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)がいらっしゃいますよ。
あたたかな気持ちになることでしょう。


2011年3月2日水曜日

雛祭り

3月といえば、草花が芽吹き、春の雛祭りがありますよね。
旧暦では桃の花が咲く季節になるため「桃の節句」と呼ばれています。
「雛祭り」の起源ははっきりとはわかっておりませんが、平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録が残っています。
初めは「遊びごと」であり、儀式的なものではなく其処に雛あそびの名称の由来がありました。

しかし平安時代には川へ紙で作った人形を流す「流し雛」が行われ、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になりました。
江戸時代に なり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになり、この遊びである「雛あそび」が節句としての「雛祭り」へ と変わったのは天正以降のことであり、この時代から三月の節句の祓に雛祭りを行うようになったとされています。もっとも、この時代には飾り物として の古の形式と、一生の災厄をこの人形に身代りさせるという祭礼的意味合いが強くなり、武家子女など身分の高い女性の嫁入り道具の家財のひとつに数えられるようにもなっていき、自然と華美になり、より贅沢なものへと変化していきました。

そんな歴史を振り返ってみると、女の子が華美なものに惹かれるのは今も昔もかわらないのですね。

せっかくのお祭りごとですので、「男雛」と「女雛」を中心とする人形を飾り、桃の花を飾って、白酒などの飲食を楽しむ節句祭りを楽しみましょう。

2011年2月22日火曜日

いろはうた

平安時代に流行ったといわれる「いろはうた」をご存知でしょうか?
一度は耳にしたことがあるかと思います。


いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず


「今様」という形式(七五を四回繰り返す)を守り、その上、全ての仮名を1回ずつ使うという制約のもとで、これだけの意味のある歌が作られたことは、すばらしい感性だと思います。
江戸時代日本の国学者・文献学者・医師でもある本居宣長も同じようなうたを作っています。

「あめつちのうた」

あめふれは ゐせきをこゆる(雨降れば 井堰を越ゆる)
みつわけて やすくもろひと(水分けて安く諸)
おりたちうゑし むらなへ(下り立ち植ゑし 群苗)
そのいねよ まほにさかえぬ(その稲よ 真穂に栄えぬ)


日本人はこよなく言葉を愛し、言葉を楽しみ生きていたのですね。
もともと日本語には文字がなかっ たのですが、5世紀ころに漢字を使って記録するようになりました。その漢字を日本人は日本語風に読むことを考えだし、さらに漢字を基に表音文字を作り出し たのです。このような文字の基礎が確立したのは平安時代(794~1185)で、この文字のおかげで世界最古の長編小説『源氏物語』も紫式部によって完成 されました。現在、片仮名は主に外来語を表すのに使い、漢字と平仮名で文章をつづります。また、ローマ字を含めた表音文字のみで表記することも可能です。

みなさんも日本語を楽しみながら使ってみましょう。
毎日の会話に新しい発見があるかもしれませんよ!


2011年2月18日金曜日

月光浴

今夜は満月ですね。
満月はとっても神秘的ですよね。
月には、浄化の力があります。特に満月前後は月の波動が強く出ていますので、
月光浴をおすすめいたします。
月の光を浴びながら深呼吸を数回行ってください。
そうすることにより、月の氣が体に吸収され浄化されていきます。

忙しく生きる現代の人間には特におすすめです。
心身ともに疲れていたりしませんか?
ぜひ今日から月光浴をしてみてください。

月光浴は「陰」日光浴は「陽」のパワーがありますので、バランス良くとることで、体は浄化されます。
ぜひ、試してみてくださいね。

2011年2月15日火曜日

チャレンジド

人間は、全てこの世に修行をする為にうまれてきます。
その修行も全て本人が自ら決めて生まれます。

しかしながらその使命を覚えている人はごくわずかしかいません。
生きていく中で、様々な経験を積むことにより向上していきす。
とくにその中でも試練に挑戦する使命をあたえられた人がいます。
それは、一般的には障害者と呼ばれる方々です。
アメリカで「ハンディキャップド」に代わって、チャレンジド(ちゃれんじど)と呼ばれています。
神様からチャレンジという使命を与えられた人々という意味です。
障害をマイナスとして捉えるのではな く、障害をもつ故に体験するさまざまな事象を自分自身のため、あるいは社会のためにポジティブに生かしていこうという意味があります。
海外の病院では、チャレンジドという子供がうまれると大喜びし、「この世にすばらしい使命をもった子供が産まれてきた。そしてそんな子供を育てる事が出来る家族はとても幸せだ」とし、拍手されるそうです。
日本でも、障害者という言い方ではなく、「個性がある」などという言い方にかえると健常者・障害者がもっと協力し住みやすい世の中になるような気がいたします。
「魂」というものは全ての人間が持っているもので、人間という肉体を借りて生きているだけですので本質は皆同じなのです。
その肉体が様々な形や色をしているだけです。

皆さんも同じ魂をもった仲間として仲良く、協力し、叱咤激励しながら生きていきませんか?

2011年2月13日日曜日

頑張っているあなたへ

頑張って 頑張って

疲れてしまったら

立ち止まって 上を見てごらん

こんなに空は広いんだから。

2011年2月8日火曜日

如月


日本では旧暦2月を如月(きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもある)と呼びますが、他に来更来(きさらぎ)、気更来(きさらぎ)、梅見月(むめみつき)、木目月(このめつき)等のたくさんのいい方があるのをご存知でしょうか?
如月とは、暖かさに一度脱いだ着物を、寒の戻りでさらに着直すため「着更衣」とよんだのが始まりとされています。


 • 旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
 • 草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
 • 前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
 • 陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」


他にもたくさんの諸説はありますが、日本語には季節を表す言葉が多く存在します。
それだけたくさんの人は季節の移り変わりに敏感で、「自然」と調和して生きてきたのだと思います。
「自然」に寄り添い、畏怖し、立ち向かったりと様々な形で自然に生かされているという感情をもっていたのでしょう。
物質があふれすぎた現代社会の中ではなかなか「自然」を感じることは難しいことかもしれませんが、たまには立ち止まって下をみてください。
ほら、アスファルトから草花がちょこっと生えていたりしませんか?
上を見上げると、ビルとビルの間から見える雲がおもしろい形をしていませんか?
たまには、歩くのをやめて立ち止まってみるのもいいですよ。
見慣れた風景が新鮮に見えるかもしれません。


きっとそんなあなたは優しい顔をしていることでしょう。

2011年2月6日日曜日

言葉の魔法♫

人間が普通に発している言葉には魂が宿ているというのはご存知でしょうか?
これは、「言霊」といわれています。
昔の人々はとても言葉を大切にしていました。
例えば、現代に受け継がれている事柄でいえば、食べ物を食べる際に「いただきます」といいますよね?これは、「食べ物に宿る全ての命をありがたくいただきます。」という意味で我々人間が生きていくうえでは殺生しそれを食しますので、感謝いたしますという意味を込めて述べる言葉です。
また、小さい子供が怪我をしたときにお母さんが「痛いの痛いの飛んでいけ!」というのもこの言霊を発し、痛みの「氣」を取り除くという意味があります。

日本人はこの言霊をとても大切にしていましたので日本語が綺麗なのかもしれませんね。
こんな素敵な言葉がたくさんある国は多くはないと思います。

せっかく日本に生まれたのでしたら、ぜひきれいな日本語で良い言霊を発してください。
良い言霊=やさしい言霊は、発せられた相手を幸せにし、それが発した本人にも何倍にもなって返ってきます。
すると、自然とオーラが綺麗になっていきます。
オーラが綺麗になると、体調もよくなりますし、自然と幸せが集まってきます。

どうか素敵な言霊のキャッチボールをしましょう。
あなたの周りの人々に「幸せになる言葉の魔法」をかけてあげてくださいね。

ようこそいらっしゃいました。

はじめまして。
飛龍麗空(ひりゅう れいあ)と申します。
ようこそおいでくださいました。



私が何かを伝えることなど、おこがましいこととは存じておりますが、皆様に少しでも日々生きている幸せを感じていれるよう、また幸せを祈りつつメッセージをと思いはじめることにいたしました。
日々の多忙な生活の中で、小さな幸せに感謝できるように生きていきたいと思っています。


皆様との出会いに感謝し、交流を深めていきたいと思っておりますので末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。