2021年10月30日土曜日

自分に合った神社の見つけ方



日本には、全国にたくさんの神社があります。
皆さんの住んでいる場所の近くにもあると思います。
日本人は昔から神社とは密接なつながりで結ばれていました。
よく質問されるのですが、「自分に合っている神社はどこですか」というものです。
行きやすい場所やご利益で選択してもいいと思います。
行ったときに、その場所が心地よいというのが肝心です。
心地いいな~と感じればその場所は自分にとっては相性が良い場所となります。
人間の指紋がみな違うように、人それぞれ居心地のいい場所は異なります。
そもそも神社が建てられている場所は昔から地場が強い場所などが選ばれています。
さらに長年にわたり人々が祈りをささげてきましたので、とても浄化されています。
どこもパワースポットと言っても過言ではないでしょう。
ですから、自分で足を運んでみて居心地の良い神社を探すとよいと思います。
私も各地の神社に足を運び、お気に入りの神社を見つけました。
皆様にもお気に入りの神社がきっと見つかりますよ。



 

2021年10月23日土曜日

え?神社の祭壇がある温泉~老沢温泉旅館~

 

世の中には、とっても不思議な場所にある温泉がたくさんあります。
ここもその一つ。
なんと温泉につかる場所は、祭壇の前。
つかりながらお参りができちゃうのです。
ここは福島県柳津の静かな山あいに位置する、西山温泉郷にある温泉旅館。簡素なコンクリート製の湯船からは、熱めの温泉が絶え間なく流れ出しています。
温泉の質はむかしから評判で、いまでも湯治客でにぎわっています。
温泉の質はよく、神様に見守られながらつかるのは、健康になりますよね。
神様に見られてる?と思うとちょっと恥ずかしいかな。。。

2021年10月16日土曜日

悟りの窓~明月院~


 鎌倉にある明月院(通称あじさい寺)は、紅葉の季節もおすすめです。
本堂にある円窓(悟りの窓)から見える奥庭園がとても絵画的でみるものを魅了いたします。
秋の紅葉の季節は特別公開されています。
鎌倉にはたくさんの紅葉の名所がありますので、ゆっくりとまわるのをお勧めします。
秋の景色を堪能して、おなかがすいたら鎌倉でおいしいものを食べてくださいね。

2021年10月9日土曜日

神無月~かんなづき~


10月は神無月と呼ばれています。
神様がいない月と書きます。これは、全国の神様が出雲大社へ集合してしまうからです。
出雲の国では、10月は神有月といいます。
そこで、
「10月はお参りにいっても神様が不在なので意味がないですよね?」
とよくきかれます。
神社は、ある意味象徴的な意味もあり、神社でお参りするときちんとそこから神様へとつながります。つまり窓口のような役割をしてくださいます。
ですので、不在だから意味がないというのは間違いです。
私は実際に、10月にとある神社にお参りした際にはいつもの神様ではなく違う神様がいらっしゃったことがありました。お留守番なのかな~と思いました。
お参りしたいときに、いつでもぜひなさってくださいね。


 

2021年10月2日土曜日

お十夜(じゅうや)


 お十夜という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃいると思います。
これは、浄土宗が最も大切にするお念仏をとなえる行事で、10月から11月にかけて行われます。
「十夜法要」「十夜講(こう)」「十夜念仏」など色々な呼び方がありますが、正式には「十日(じゅうにち)十夜法要」と言います。もともとは旧暦の10月5日夜から15日の朝まで、十日十夜にわたってお念仏をとなえる法要です。これは、浄土宗でよりどころとしている経典の一つ『無量寿経(むりょうじゅきょう)』の一節にある教えを実践したものです。
仏さまは、この世は良いことばかりではなく、
煩悩や苦しみ、悪い行いに満ち溢れ、辛いことも多くあり生きるのが大変である。
そして人は生きていると悪いこともついついしてしまうものである。
お念仏をするという一見簡単に見える修行であっても、悪い行いをせずにいつも続けるのはとても難しいことなのだとおっしゃっています。

特に全国でも、大本山光明寺のお十夜はとても有名です。コロナ以前には、たくさんの露店が立ち並びとても賑やかな行事でした。
私も、近くの浄土宗寺院で実際に拝見したことがあります。
荘厳な行事で、ただただ聞き入ってしまいました。
きっと今年のお十夜では、各地でコロナ鎮静化を願ってお念仏を唱えてくださると思います。