2011年6月18日土曜日

一生懸命生きる

友人からきいたのですが、梅雨の時期は気圧が下がるの為、体にも不調をきたすことがあるとのこと。
確かに私自身もなんとなく体がすっきりとしていない感じはいたします。
特に朝は睡眠時間は短くはないのにだるいという感じがする時があります。
なんとか元気に梅雨を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか?
私は、お香を焚いたり、お経をあげてみたりとまずは自分自身がおかれている場所の氣を浄化し高める努力をしています。
お経なんてあげられないという人は、気分が良くなると感じる事をすればいいのです。
例えば、体操や柔軟運動をしてみるとか、コーヒーをいつもよりもゆっくり飲むなど。
本人のちょっとした努力によっていくらでも変える事が出来ますよ。
一日なんとなく憂鬱な時間を過ごすのでしたら、朝少し早起きして行動してみてはいかがでしょうか?
一日一日与えられた時間の中でどれだけ密度の濃い時間を過ごすかということは大切です。
明日生きているという保証はどこにもないのです。
ですから、明日死んでも後悔しない生き方を日々していかなくてはいけません。
明日死んでも後悔しないとうことは、毎日を一生懸命生きるということです。
一生懸命生きてきた人は日々の行動の中で反省はしても後悔はいたしません。
このような生き方をした方は、亡くなったあともすぐに現世から旅立ちあの世といわれるところへ向かいます。
いわゆる成仏したということです。

あなたも、日々一生懸命生きてください。
明日必ず生きているという保証はないのですから。


   
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2011年6月12日日曜日

宝箱

前回「めんどくさい」に関して書きましたがもう少し追求してみたいと思います。
最近の若者はお風呂に入るのがめんどくさいといって週に1回程度しか入らない人もいると聞いた事があります。
おそらく想像いたしますと、外出がめんどくさくなり、家族との会話もめんどくさい、部屋に閉じこもってパソコンやらゲームをして過ごす。
さらには歯磨き、着替えもめんどくさいといった過程でしょうか。
そのうち食べるのもめんどくさいとなっていくのでしょうか?
まさに人間ではなく物体と化しています。
それでは、何の為に産まれてきたのかわかりません。
人間には必ず産まれてきてから何らかのお役目を持ってきています。
それが何なのかを見つかられるのかどうかは生き方次第なのです。
「私には何の取り柄もない」と嘆かないでください。
人間が産まれるのはお父様お母様がいなければあなたは産まれませんよね。
そのお父様お母様が産まれるには、おじいさま、おばあさまがいるからです。
そうやってたどっていくと数千、数万の命の繋がりがあるのです。
そう考えると、あなたのDNAには数万の人の能力が詰まっています。
あなたは宝の宝庫なのです。
その宝箱の中からどれか一つだけ選んでみるのです。
それが得意分野になることもあるでしょう。そうでなければ、また違う物を選べばいいのです。
とても簡単なことです。
ちょっとした気づきなのです。
あなたも、自身の中にある素敵な宝箱を覗いてみてくださいね。


          
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2011年6月11日土曜日

「疲れた」の意味

カウンセラーの仕事で最近よく耳にするのは、「疲れた」という言葉です。
何に疲れたのでしょうか?生活・仕事・・・・・・。様々な理由があるようです。

殺伐とした世の中ですので、何かと疲れたと感じているのかもしれません。
ただ「疲れた」という一言で片付けるのは良くないことです。
きちんと原因を追及しなくてはいけません。
まずは、肉体的に疲れたと感じるのか精神的に疲れたと感じるのかを選別することが必要です。
肉体的原因があるのでしたら、ゆっくり休むことも必要ですし、病院にいって検査してもらうことも必要です。
精神的な場合には、もっと突き詰めて考えていかなくてはいけません。
仕事で周囲に気を遣っているのが疲れたとか家族の意見のくい違いに疲れたなど様々あるかと思います。
その原因がはっきりすればそれを対処する方法を検討していけば良いのです。
仕事などで疲れてしまい行き詰まってしまった場合には転職するという手段もあります。
ただしここできちんと区別しなくてはいけないのは、「めんどくさい」という事です。
あながち、「疲れた」と「めんどくさい」をいっしょだと思っている感じがすることも多々あります。
仕事がなんとなく自分にあっていないし、日々前向きに仕事をこなすことができない。
だんだんめんどくさくなってきた。仕事に行くのが嫌だ。といったことをただ「疲れた」と表現している人が多くいらっしゃいます。
それは、疲れたのではなく意欲がなくなったということです。
人間は意欲がなくなるということが一番怖いことだと思っています。
すべてが投げやりになり日々なんとなく過ごしているといった状況です。
自分自身に対しても興味がなくなり、さらには他人に対してもなんの感情も示さない。これでは、無機質なただの物体にすぎません。
ですから「疲れた」と「めんどくさい」の区別をはっきりもつようにし、自分自身を内観する時間を持ってください。


    
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2011年6月8日水曜日

心の癒し

昨日、街を歩いていた時に前から走ってくる人が思いっきりぶつかてきましたが、謝りもせずに走り去っていきました。
私はいつも、アクシデントやトラブルに遭遇した時はいったい何が原因だろうかと考えます。
今回のようなアクシデントやトラブルはちょくちょく見受けられます。
常にイライラしていたり、自分本位の行動しかとれない方がたくさんいます。
それはなぜなのでしょうか?育ちや教養の問題でしょうか?
私はこの国に問題があると思っています。
それは、街を歩けば、24時間ネオンがついており、無機質な建造物に囲まれ、雑音の中で生活しています。
そんな中で生活をしていれば情緒不安定になり常にイライラしてしまうからです。
少年に限らず大人までもが「キレる」という行動をおこします。
ではどうしたらいいのでしょうか?いきなり渋谷をアールデコ調の建造物に建て替えをし、街には緑やたくさんの花を咲かせ、心地よい音楽がどこから ともなく聴こえてくる
・・・・。
そんな街にはすぐには出来そうもありません。
でしたら、せめて自宅の部屋だけでも癒しの空間にすればいいのです。
好きな花や物にかこまれて、心地の良い音楽を流すのです。
するとリラックスできますよね。
それこそが、今のせわしない日本の中での自分を防御する方法なのです。
心が癒されると人間は余裕というものがうまれてきます。
すると周囲に目が行き届くようになり、他人にも優しく接することができるのです。
そんな人々が増えれば、日本は良い方向へとかわっていくはずです。

私は、みなさんが少しでも心の癒しを実践してくれる事を願います。


   

     
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2011年6月3日金曜日

衣替え

季節の変わり目には衣替えをする方が多くいらっしゃいますよね?
衣替えは季節に応じて衣服を着替えることをいい、季節の変化がはっきりしている日本特有の習慣で、古くからの宮中行事でした。
現在では、気候に合わせて何を着ても自由と言う合理的な風潮になっていますが、和服では今もこの習慣が守られていて、その日の気候にかかわらず、 6月1日からは「単(ひとえ)」、10月1日からは「袷(あわせ)」と決められています。
衣替えをし、身なりを整えるということは、気持ちまで整えることになりますので、とても大切な習慣だと思います。
鎌倉時代には、衣服に限らず調度品までかえていたそうです。
部屋の整理整頓ができますので、とても良いですよね。
部屋を常に綺麗に保つことは、良い氣がめぐってきますので、ぜひみなさんもこれを機会にお部屋などの掃除や整理整頓をしてくださいね。

  

         
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