2011年11月4日金曜日

正座

皆様の生活で正座をすることはありますか?
西洋文化が入って以来、椅子に座る事が多くなり、畳なども住宅から減っているのでなかなか機会がない方が多いかもしれませんね。
かつての日本人は時代や身分などによって様々な座り方をしていました。
正座のスタイルは本来「かしこまる」と呼ばれ、神前・仏前や茶室での儀式的な場面で用いられ、また主君に対して家臣がかしこまる姿でした。
一般的に普及したのがいつかははっきりとはわかっていませんが、明治時代の学校の教科書には正しい座り方として掲載され、推奨されていたよう です。
正座をすることで、体全体の筋肉が緊張し、脳に刺激を与えて頭の回転がよくなるそうです。
なれてしまうと正座の方が椅子よりも落ち着く方もいらっしゃいます。
背筋を伸ばし正しい呼吸法を行うと自然と体に良い氣があふれます。
たまには正座をしてお香でも焚いてみてはいかがでしょうか?
心身ともにリラックスできますよ。


      
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