2011年10月30日日曜日

あいさつ

皆様は、朝起きたときや、道で知人にすれ違ったりしたとき挨拶をしますよね?
あいさつは世界共通の行動ですが、その方法は国によって千差万別のようです。日本ではお辞儀が一般的ですが、タイではお辞儀の代わりに合掌 を、ポリネシアでは鼻を使ってあいさつをします。
また、「おはよう」は「お早くから、ご苦労様でございます」などの略で、朝から働く人に対するねぎらいや気遣いの言葉でした。
「こんにちは」は「今日は、ご機嫌いかがですか」などの略で、お昼に初めて出会った人の体調や心境を気遣っていました。「こんばんは」は「今 晩は 良い晩ですね」など略だと言われます。また、「さようなら」は「左様ならば」の略のようです。「それならば私はこれで失礼いたします」のよう な意味の言葉 になるのかもしれませんが、本来の意味は定かではありません。いつ頃からこれらの挨拶語が定着したのかははっきりしませんが、江戸時代の書物 には「おはよう(ございます)」の表記がみうけられます。
昔は挨拶を「言葉かけ」と言い、他人と外で出会ったりすれ違ったりした際は言葉を掛けるのが一般的な礼儀でした。鎌倉時代の武家家訓には、 「極楽寺殿御消息〔ごくらくじどのごしょうそく〕」にも、誰であれ目にした人に対しては必ず礼儀としてあいさつをすべきと記されています。
あいさつとは人と接する時の礼儀、(マナー)です。
朝一番に交わす言葉が気持ちのこもった挨拶になるように心がけましょう。
良い波動は自分自身にもかえってまいりますよ。


    
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