2011年3月28日月曜日

卒業

東京ではソメイヨシノの桜が開花いたしました。
樹木の息吹きが感じられる季節になりました。
3月は各地で卒業式が行われています。
今年は地震の影響で卒業式が行えないところも多数あったときいています。
しかし被災地でも、卒業式が行われていたところもありました。
卒業生たちは、泥だらけになってしまった卒業証書を手渡され、涙していました。
とても感慨深いものがあったことでしょう。

卒業というと、日本では業をおえることを意味しますが、米国では「コメンスメント・エクササイズ」(commencement exercises)という。直訳すると「実習の始まり」。それまでは準備で、これから実社会での新しい生活の中で本番の学習が始まる。生涯学び続けるという意味があるそうです。

被災地で卒業された方、被災地以外で卒業された方、様々な状況の中で新たな一歩を踏み出したのです。
人生は命尽きるまですべての出来事が学びです。
そして、常にあらゆることを学ぶという意欲が必要です。
何事も遅すぎるといったことはありません。
人間の年齢と魂の年齢は違います。人間の年齢が90才だからといって魂までも90才とは限りません。
常に向上するという気持ちをもち、学び続けてください。
それは、あなたの魂に蓄積され、自身の糧となるはずです。

この春卒業されたすべての方々に素晴らしい学びがあることを祈ります。


    
(c) .foto project

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