2019年7月20日土曜日

和傘

            

和傘といえば、着物姿によく合うイメージがありますよね。
和傘は和紙と竹で作られています。今では普段使いにはなかなか使用していません。
平安時代あたりに、位の高い貴人のみが日傘や魔除けとして和傘を使用していたと言われています。
傘は日本で発明されたのではではなく、唐傘という呼び名で中国からやってきたそうです。
当時は、現在の開閉できるタイプではなく大きな傘が特徴で、傘が開いた状態のものでした。
時代の流れとともに傘が閉じることもできるようになり、江戸時代くらいには雨具として使われるようになったのです。

和傘は、油を塗った和紙から作られ、雨で和紙が濡れてしまう度に、和紙が固くなって丈夫になります。雨がしみこむことはありません。
昔の人の知恵は素晴らしいです。
現在はインテリアとして海外の観光客に人気があるとか。

日本の伝統を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿